アキレスと亀

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MacのApple Musicで椎名林檎がローマ字表示される

今までケチケチとYoutubeで音楽を聞いていたのだが、最近Apple Musicに加入した。 きっかけは、落ち込んでいた時に偶然見つけたサンボマスターに励まされ、色々聞きたいと思ったのだがyoutubeには一部楽曲しか登録されていなかったためだ。 音楽は本当にいい。人生を変える。こんなに手軽に様々な音楽を聞ける時代に生まれて感謝である。

それはそうと、今回のテーマは椎名林檎がローマ字表記されることである。 しばらくApple Musicを使用していると、ある問題に気がついた。それは椎名林檎をライブラリに追加する時だったのだが、椎名林檎が"Sheena Ringo"とローマ字?表記されてしまうのだ。これのみでなく、楽曲までローマ字表記になってしまう。 色々と調べてみると、一部他のアーティストでも同じような現象が起こることがあるらしい。曲名を元に歌詞検索してきて、表示してくれるアプリを使用している私にとってこれは重大である。

この問題は、Apple Musicがシステムの言語設定を参照してユーザの使用言語を認識し、それに応じて楽曲情報を提供していることに起因するらしい。 確かに私はシステムの言語設定を英語にしている。その方が、ランチャーでアプリ検索するときに便利なのだ。本当はただのカッコつけである。 それはともかく、このような問題が発生するときは、一々システムの言語設定を変え、Apple Musicを開き、iTunesにシステムの言語を認識させ、音楽をダウンロードし、また元に戻すという非常に面倒な作業が発生する。 ここでシステムの言語設定を日本語に固定すればいいのではないかと思う人がいるだろうが、そうすると洋楽がカタカナで表示されるという非常にダサい感じになっている。Appleは本当に早く何とかして欲しい。

ここから本記事の本題である。

  1. iTunesを言語指定して開く
    ターミナルからiTunesを起動すると、言語設定を引数に渡して起動可能である。日本語設定で起動するときは以下のコマンドでオープンする。
    $ open -n -a iTunes --args -AppleLanguages ‘(“ja-JP”)’ # 英語設定のときは'ja-JP'を'en-US'に変更

  2. 言語設定をiTunesに認識させる
    iTunesを開いたときに一番上のメニューバーに表示されるAccount -> View my accountとクリックする。

以上のたった2ステップでこの問題を回避することができる。 今までローマ字やカタカナで一度ダウンロードしてしまった楽曲は、一度ライブラリから削除し再度ダウンロードする必要があるため少々面倒だが、今後は任意の言語で情報を取得することができるだろう。ぜひ試して欲しい。

(2018/12/7追記) Automationというアプリケーションを使用すると、上記のコマンドをアプリケーションとして登録可能らしい。そうするとLauncherからも起動可能になる。詳細は別記事に譲る。

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